【2022】積立投資は投資信託と仮想通貨どちらがいい?過去のシミュレーションで比較

仮想通貨の積立投資サービスが各取引所で導入され始め、やっている方も多いと思います。

そこで、一点気になったのは仮想通貨の積立投資と投資信託の積立投資どっちがいいんだろうという話です。

 

今回はその疑問を解決するために、過去のシミュレーションを利用して投資信託と仮想通貨でどちらの方が利益が出ているかを検証してみました。

 

過去の運用実績を算出するために利用したサイトは以下の二つです。

 

 

仮想通貨の積立投資とは

  • 月1回、毎日から選んで積立投資することができる
  • 少額から積立可能
  • 様々な取引所で利用可能

仮想通貨積立投資とは名前の通り仮想通貨を積立投資することです。

現在では様々な取引所で行うことができます。

 

 

※本記事は投資を進めるためのものではありません。

投資を始める際は自分の負担のない少額から始めましょう。

 

※本記事で扱うシミュレーションは、過去の価格から計算したものであり、将来の収益を保証するものではないのでご注意ください。

 

仮想通貨を毎月積立した場合

では、初めに仮想通貨を毎月積立投資した場合はどうなるかシミュレーションしてみます。

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • リップル
  • エンジンコイン

 

今回はこの4種類で比較します。

条件

・毎月3万円投資

・期間は2021/4/1~2022/3/31

 

ビットコイン(BTC)

 

損益+29,870円
積立数量0.07336303 BTC

 

イーサリアム(ETH)

 

損益+50,278円
積立数量1.05258712 ETH

 

リップル(XRP)

 

損益−2,962円
積立数量3,816.553576 XRP

 

エンジンコイン(ENJ)

 

損益−9,322
積立数量1,909.79781851 ENJ

 

仮想通貨毎月積立まとめ

仮想通貨BTCETHXRPENJ
損益+29,870円+50,278円−2,962円−9,322円
値動きの激しさ

 

今回の期間での損益は一番多いのがイーサリアム+50,278円

元本割れが最も大きいものでエンジンコイン−9,322円でした。

 

やはり、メジャーなビットコインやイーサリアムは安定感がある印象を受けます。

一方でリップル、エンジンコインのようなマイナーなコインは値動きが激しく、良い時期は2倍程度になっていましたが、最終的にはマイナスでゴールです。

投資信託を毎月積立した場合

  • iFreeレバレッジ S&P500

今回は王道のS&P500関連でシミュレーションを行なっていきます。

 

条件

・毎月3万円投資

・期間は2021/4/1〜2022/3/31

 

iFreeレバレッジ S&P500

 

損益+32,000円
値動きの激しさ

 

  • 値動きはあるが仮想通貨よりは落ち着いている
  • 利益はBTC<S&P500<ETH

 

仮想通貨を毎日積立した場合

では次に、仮想通貨を毎日積み立てした場合をシミュレーションしてみます。

 

とても、残念なお知らせですが、投資信託で毎日の過去シミュレーションを行なっているサイトを見つけられなかったため、今回は仮想通貨のみの掲載となります。

記事を読んでいる方で知っている方はぜひ教えてください。

 

条件

・毎日1000円を積立

・期間は2021/4/1〜2022/3/31

 

BTC(ビットコイン)

 

損益+28,687円
積立数量0.07404039 BTC

 

イーサリアム(ETH)

損益+69,661円
積立数量1.11707404 ETH

 

リップル(XRP)

 

損益−16,478円
積立数量3,717.933546 XRP

 

エンジンコイン(ENJ)

 

損益−4,834円
積立数量1,944.73349141 ENJ

 

仮想通貨毎日積立まとめ

仮想通貨BTCETHXRPENJ
損益+28,687円+69,661円−16,478円−4834円
値動きの激しさ

 

毎日積立の場合でもビットコイン、イーサリアムのようなメジャーなコインは安定した利益を上げています

一方で、リップル、エンジンコインのようなマイナーなコインは毎月積み立てと同様元本割れしています。

 

リスク具合としては、毎日積立の場合はリスクが減ると言われているのが一般的ですが、仮想通貨の場合(昨年度)リスク的には変わらない結果となりました。

 

全てを比べてみる

毎月積立毎日積立
BTC+29,870円+28,687円
ETH+50,278円+69,661円
XRP−2,962円−16,478円
ENJ−9,322円−4,834円
S&P500+32,000円

全てを比べてみると、本期間の場合圧倒的にイーサリアムの毎日積立が利益率が高いことがわかります。

投資信託の場合積立NISAを使用すれば税金は取られませんが、仮想通貨の場合もし、引き出す場合は税金が取られます。

イーサリアムは税金を取られても投資信託よりも利益が出ますが、他のコインの場合は投資信託をしていた方が良い結果になりました。

 

 

 

まとめ

  • 仮想通貨は値動きが激しい
  • 安定を求めるならまずは投資信託から
  • 余剰資金で仮想通貨へ投資
  • マイナーコインよりメジャーなコインへの投資

 

本期間の場合、イーサリアムの利益率が高かったですが、仮想通貨は投資信託と異なり値動きが激しいのがわかります。

投資信託の場合は積立NISA・一般NISAを利用すれば税金はかかりませんが、仮想通貨の場合い引き出すのに税金がかかります。

 

まずは積立NISAなどの非課税で始められるものから始めて、余剰資金は仮想通貨のメジャーなコインに投資するのがベストでしょう。

 

※本記事のシミュレーションは過去の価格から計算したものであり、将来の利益を保証するものではありません。

投資は少額で自分の負担のかからない程度から始め自己負担でお願いします。

 

 

 

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