日本のNFTマーケット「HEXA」知っていますか?
この記事を見ている皆さんは大体の方が知っていると思いますが、知らない方は下記を参考にしてください。
そんなHEXAですが、私はこれまでに使いにくい点であったり、これがあればいいなと思う点がいくつかありました。
もしかしたら、この記事を読んでいるあなたも一度くらいは思った事はあるのではないでしょうか。
そこで、今回は私が使いにくいと思った点や、改善したほうがいいと思うことを解説するとともに、このサービスの中でクリエイターさんが生き残るためにはどのような戦略をとればいいのかを考えたので話していきます。
目次

この記事で勘違いしてほしくないのは今回の記事では「問題点」に焦点を当てて記事を書いています。
だからと言って問題点ばかりかというとそうではないです。
良い面もたくさんあるので、良い面から見たいという方は先ほどの関連記事から参照してください。
- NFT発行に審査がいる
- giveaway・airdropのやりにくさ
- 住民票NFTについて
- オファー機能がない
- 公式Twitterのタイムライン
では、順番に解説していきます。
これに関しては著作権の都合上審査が必要になるため仕方ない面もあるかもしれません。
しかし、審査があるためにHEXAクリエイターが困る面もあると私は考えました。
HEXAと海外のNFTマーケットで一番違うのは・・・と考えたときに一番に私が思うことがあります。
- ジェネレイティブ作品が圧倒的に少ない
ずっと考えていたんですが、よく考えると圧倒的に少なすぎると感じてしまいました。
HEXAが海外のマーケットとは差別化を図っているのか、とも最近まで思っていましたが、先日公式からのアナウンスで「海外からの取引」についても言及されていました。
海外に住む日本人のためとも考えられますが、仮想通貨決済を導入していくとの事で少なからず海外ユーザーも視野に入れているのかと考えています。
海外ユーザーも視野に入れるならば海外NFTマーケットのようにジェネレイティブ作品を増やすことで盛り上がりやすいでしょう。
話が長くなりましたが、そこで問題になるのが一点一転作品を審査しているという点です。
何百何千の作品を一斉に世に出す必要があるため、効率がとても悪いです。
では、どうすればいいのかと私自身も考えましたが、日本では法整備も厳しいため審査は行わなければいけないという結論に至りました。
しかし、現在のように審査の際に、日にちの希望案は出さずに審査後に自分の好きなように出せるようにすればある程度作品を貯められるのではないでしょうか。
これはNFT初心者で知名度がない人には致命的ともいえる欠点なのではないでしょうか。
- 知名度をgiveawayで伸ばす戦略を使いにくい
- airdropを住民票を持っていないと使えない
HEXAプラットフォームではgiveawayを自分自身がNFTを購入していないと行うことができません。
そのため、多くの作品をgiveawayしようと思うとクリエイター側に負担が多くかかってしまいます。
知名度の低いクリエイターさんやイラスト初心者のクリエイターさんはgiveawayを通して認知度を高める戦略を取るのが一般的といってもいいくらいです。
そんな中、自分で購入しなければいけないのはとても辛いのではないでしょうか。
自分で購入する場合は、もちろん安く設定するのが普通です。
その場合二次流通でも大きく価格が伸びることは少なくロイヤリティもあまり入らないのではないでしょうか。
また、住民票についているairdrop枠についても同様です。
もちろんairdropにはガス代がかかるのが普通なので運営側が負担をしてくださっているのだと思います。
しかし、わかる人には分かると思いますがpolygonネットワークでのガス代は本当にごくわずかです。
イーサリアムネットワークではガス代が高いため、枠を設けてもいいとは思うのですが、polygonネットワークの作品に関してはどうにかならないかなと個人的に思っています。
住民票NFTについては賛否両論あると思いますが、個人的には住民票NFTに価値を乗せすぎるのは少しだけ違和感を感じています。
もちろん初期のほうに「早期参入者にはお礼がしたい」とのツイートもしていたので、早期参入者に還元をしているのはとてもよくわかります。
住民票NFTの使い道は今のところLANDの抽選に利用できることですが、住民票を持っていない人がLANDの購入ができないのもなと感じました。
住民票NFT保有者の抽選会はそのままで、住民票を持っていない人は、LAND購入が少し高くなって抽選倍率も上がるけど、応募できるよなどの策もいいなと私は思います。
そうすればもっと応募者も増えるのではないでしょうか。
この件に関しては他のユーザーからもよく聞かれますが、オファー機能がないと流動性が極端に落ちます。
オファー機能実施でもっと盛り上がれるはずなので今後に期待しています。

これは、毎回思うのですが、公式Twitterのタイムラインが本当に見にくいです。
たくさんのユーザーをRTしているのは盛り上がるためにはとてもいい案だとおもうのですが・・・
ふと、「昨日のツイート確認しよう」
と思ってタイムラインをみるとどこにあるのか本当に分かりません。
私も、つい先ほど、NFTが特定の相手に送れるようになった?なる?
どっちだっけと思って以前のツイートを探したのですが途中で諦めてしまいました。
公式からのお知らせはあまりないのでモーメントなどで対策して欲しいところです。
では、最後にクリエイターが今後生き残るテクニックについて考えたので紹介していきたいと思います。
誰にでも使える内容にはなっているので、アレンジして使ってみてください!
※一点注意事項としてはこちらの戦略はNFTが特定の相手に送れることを前提に解説していきます。
もしも、まだ実装されていない場合は今後の戦略として考えていてください。
公式のTwitterを遡ったのですが、見つからずすみません。知っている方いたら教えてください。
みなさんはNFTの「WL(ホワイトリスト)」を知っていますか?
以前はプレセールに参加するためのタスクとして使用されていた言葉なんですが、今はそのプレセールに参加する権利自体をホワイトリストとして使用している人もいます。
簡単に言うと、「他の人よりも早くNFTの購入ができる権利」の事をいいます。
それをうまく利用します。
- 次はとっておきの作品を出すと周りに周知する
- それは自分の作品保有者が先行して購入できることを伝える(しかも安く)
- 一般販売もあるけど、残りは少ないし、値段も高くなると伝える
流れ的にはこんな感じです。
次はとっておきの作品を出すと伝えることで、次は高額な作品になることを間接的に伝える。
自分のストーリを出して伝えるとなお良い。
例えば、子育てをしながら短い合間を活用し、時間をかけて作ったとってもおすすめの作品とか。
これだけで少し注目度もあがりますが、誇張しすぎるのは良くない。
これを伝えることで注目度の増加やヘイトの減少につながります。
次の日当たりに、「保有者には感謝しているから」との言い分で保有者には他の人よりも早く安くそれも確実に手に入る。
もしくは抽選確率が高いことを伝える。
作品保有者の確認をするのは3日後ですよ(実際には何日後でもいいが長すぎるとダメ、3日くらいが妥当)と伝える。
人は損をすることを避けるので「特別な作品」が安く買えるならと購買意欲が高まります。
そして、期日に迫られることでさらに購買意欲が高まります。
そして、市場に余っている作品も購入してもらう。
最後に特定の相手に送れる機能を利用し、購入希望のある方には送るという戦略。
ツイッターのコミュニティを有効活用することで効率的に配布が可能になると思います。
そして、そのコミュニティの人に宣伝してもらい、一般販売も売れ残りの少ないようにする。
抽選販売とかでもいいかもしれません。
以上です。
このように、NFTを特定の相手に送れる機能があれば戦略の幅が広がり売り上げも伸びる可能性があります。
皆さんも自分流にアレンジして使ってみてください。