マーケティングの中でも有名な4P分析。聞いたことはある。もちろん知っている。と言う方もいるかも知れません。
しかし、「説明してみて?」と言われると「えっと・・・」なんて人は少なからずいるのではないでしょうか。
この記事では、マーケティングに必須の4P分析の基礎項目の確認と、NFT販売にはどのように活用していったらいいかを解説していきます。
目次
- Product(製品)
- Price(価格)
- Place(場所)
- Promotion(広告や広報)
4P分析の4Pとは、上記の頭文字を取ったものです。
4P分析はターゲットとした顧客にどうすれば価値を感じてもらえるか、興味を促せるか、購買意欲を高めてもらえるか考える上でとても大事になってきます。
ここでは、販売するものをNFTと想定して考えていきます。
Product(製品)はどのようなNFTを売るのかです。
Product(製品)が顧客に与える影響は大きく4Pモデルの要といっても過言ではありません。
実際の実物のある作品であると店舗などで実際に観察し、手触り等を確かめ自分で欲しくなったものを購入すると思います。
しかし、NFTの場合は実物がなくそのような体験をするのが難しいでしょう。
では、どうすればいいか。
- 競合との差別化を意識する
- デザイン性を定める
- コレクションの数を絞る
誰もが意識している「競合との差別化」が大事です。
手触り等の触覚ではアピールできませんが視覚のアピールはすることが可能です。
作品のコンセプトを固め、コレクション数を絞る事によってこの作品=◯◯さんのイメージが大衆に定着しNFTの価値の向上が図れます。
Place(価格)はNFTを出す値段になります。
価格の設定は、顧客がこの作品を購入するかどうかの判断材料の一つであり大事な要素です。
また、価格は何かと比較する事によって意味が発生します。
- 1,000円で購入できるNFT
- 1,000円でNFTを購入すると期間限定でNFTがgiveawayされるNFT
- 1500円の所一日だけ1,000円で提供されるNFT
など比較の対象があることで1,000円のNFTも価値が生まれてきます。
私はHEXAアンバサダーなのでHEXAの事を書きますが同じ1,000円でも購入者が保有者限定コンテンツがもらえるように設定してあれば同じ1,000円でもお得感があり、価格の印象も異なります。
同じ価格帯で実績がある人に対抗するためには、実績がない人や実績を作りたい人は商品に付加価値をつけて提供することが大事になってきます。
私がクリエイターだったらこのような事をやってみるかも知れません。実際に売上が伸びるかは分かりませんがやってみる価値はあると思います。
- おまけ
- 限定品のアピール
- コラボ商品
- ロイヤリティを少し下げたものを定期的に出す
など、さまざまな工夫を行い商品に付加価値をつけることを行ってみてください。
Place(場所)はそのNFTをどこで販売するかの事です。
NFT販売では、固有の空間内にいる事だけで「知覚刺激」が機能します。
— niko@ブログ (@Nikoblog_NFT) April 7, 2022
つまり、自分の作品が飾ってある空間に招待して商売すると、購買意欲が高まり、売上アップに繋がるという事です。
HEXAクリエイターは絵を飾れるようになるまでにLANDを保有しておきましょう。
昨日のツイートでもあった通り、「どこで販売するか」はとても重要な要素になってきます。
例を挙げると、同じ絵画でも家に飾ってある絵画と、有名な美術館の入場料を払う場所や限られた人しか入れない閉鎖的空間で見る絵画では、私達が捉える「価値観」が変わってきます。
私が、昨日したツイートではHEXA公式サイトで様々な絵が一覧になってみれる場所よりもLANDなどを購入してそこで展示した絵の方が「価値が高く」見えると言う事です。
そのため、実績を上げたい人や、自分の作品を多くの人たちに届けたい人はLANDを購入して美術館のような場所を提供するのも選択肢の一つとして考えられます。
Promotion(広告や広報・販売促進)は「自分のNFTを多くの人に認知してもらう」ためにはどうすればいいかを考える事です。
- NFTのgiveaway
- ホワイトリストのgiveaway
- NFT保有者だけが参加できる月に一回のgiveaway企画(NFT保有量によって抽選率が変わる)
- NFT保有者だけが入れるDiscordなどの閉鎖的空間
みなさんが行なっているのは上記の項目だと思います。
NFTの認知度を向上するためにはとても良い施策だと感じています。
Openseaなどのマーケットでは比較的giveawayが行いやすい環境にあると思いますが、HEXAでは自分で購入しなければならない分負担が大きく積極的に行えないのが難しい所です。
- 積極的にコラボのお願いをする
- 定期的に希少性の高いNFTをオークション販売する
- NFT宣伝枠に積極的に参加する
HEXAでは、giveawayができない分私だったら、上記のような活動を試みるかと思います。
コラボに関しては、毎回成立するのは難しいとは思いますが認知度・売上を上げるには良い策でしょう。
希少性の高いNFTをオークションにかける事によって話題性が高まり認知を広げるきっかけになります。
オークションする際は、NFT宣伝枠などで宣伝を忘れずに行いましょう。無名の場合、何も行わないと入札が入るのが難しくなります。
以上、今回はマーケティングの4Pについてでした。
わかっていた方は復習になったかも知れません。
知らなかった人はこれを意識する事によって売上が伸びるかも知れません。
意識しているしていないでは雲泥の差だと思います。みなさんもチャレンジしてみてください!